Vegas de Santiago - タバコ農園と葉巻工場について

種から始まり、灰になるまで．．．

お客様のお手元に届いたプレミアムシガーは、あるときは自然の力にゆだね、またあるときは職人が手塩をかけて施した数えきれないほど多数の作業過程を経て作られています。まるで調和のとれたシンフォニーのように、"種から始まり、灰になるまで"の道を辿るのです。

シガーは自然の力強さと人間の技術を象徴する芸術作品であり、最上級のシガーを作るためには、最上級の自然環境と職人の技術が必要不可欠です。

すべてはここから始まります：

Vegas de Santiago のコスタリカ産タバコ葉は、標高1,102メートルのサンティアゴ・デ・プリスカルと呼ばれる火山地帯で栽培されています。

山岳地帯特有の気候、完璧なバランスの雨と湿度に加え、定期的に訪れる乾期がタバコ葉の栽培と自然なキュアリング（保存加工）に最適な環境を作っています。

タバコ葉はサイズ、葉の部位、成熟の加減を基準にして選別され、一枚ずつ丁寧に収穫されています。

タバコ葉を神聖なものだと考えていた現地の先住民の栽培理念を受け継ぎ、すべての過程は手作業で行われています。

最初の乾燥行程は、収穫時に農園に設置されたシェルターの中で行われます。

その後、保管倉庫で加湿と乾燥を繰り返し、タバコ葉の熟成度、色合い、風味、そして味の濃さを決めるとても複雑な作業を行います。

エージング"と呼ばれるこの過程には１００％自然な方法を採用し、高級ワインと同じように、完全に熟成し完璧な風味と色合いを得るまで最低３年間の期間を要します。

タバコ葉の栽培に情熱を注ぐ人々（過半数が女性）により、何度も同じ作業を繰り返しながら、一枚ずつ丁寧に、根気強く、自信を持って、品種、部類（フィラー、バインダー、またはラッパー）、そして品質（最上級、二級、三級から四級まで）別に葉の選定、葉脈の除去、収集、保管が行われます。

こうして、タバコ葉を市場に出荷までの行程が完了します。

我々の製造担当マネージャーは、異なる国の様々な農園を訪れ、風味、手触りとともに最上級のタバコ葉を自らの手で選定しています。

現在、ニカラグア産、エクアドル産、米国産、インドネシア産、カリブ海沿諸国産の最上級のタバコ葉を輸入しています。現在、ニカラグア産、エクアドル産、米国産、インドネシア産、カリブ海沿諸国産の最上級のタバコ葉を輸入しています。

箱詰めにされたタバコ葉は、サンティアゴ・デ・プリスカルの保管倉庫にて保管されます。品種により、より濃い色合いのマデュロ・カラーと強い風味を加えるためにさらなる熟成加工を行います。

タバコ葉の部類、色合い、品質を基準にし、再度管理、選定、葉脈の除去、アンフォールド（閉じた葉を開く作業）、収集の過程を通過します。これは、シガー製造の過程において最も重要な作業です。

この過程までたどり着いたタバコ葉は、まるで革のような手触りと最上級の品質を得ています。

異なる品種のタバコ葉をシガーの種類に合わせてブレンドし、完璧な精度でローリングします。

均一な燃焼を保証するチューブ加工を施すため、シガリロサイズの"Chiquititos"を含め、我々のワークショップで製造されたシガーはすべて完全なハンドメイドです。

ルイス・サンタナ・ラマスは、シガー製造を極め、シガーマスターと称された Vegas de Santiago の職人です。キューバのH.アップマン農園で２５年以上シガー製造業務に従事し、中南米、ドミニカ共和国、米国のシガー製造会社で顧問としても活躍してきました。

存命中は世界で最も著名な１０人のシガー・エキスパートの一人として名を馳せた彼の技術を、我々は何事にも代え難い財産として受け継いでいます。

シガーマスターだけが知るタバコ葉の秘密、最上級タバコ葉のセレクション、キューバンシガーの製造技術、そして厳しい品質管理から、お客様に最高のプレミアムシガーをお届けすることを保証します。

完成したシガーは、さらに芳醇な香りを引き出すため、徹底した温度、湿度管理のもと３ヶ月間保管されます。

経験豊富なスタッフがシガーを選び、適切なリングを取り付け、一本一本を保護用のセロファンのラッピングで包み、シダー製のボックス、またはバンドル用の包装に入れて配送されます。

シガーが灰になる最後の瞬間まで品質を持続させるため、これらの作業は全て手作業で行われます。こうして、我々のシガーはお客様のお手元に届くのです。

シガーは単なる喫煙道具ではありません。自然と人間をつなげる扉を開けるための鍵なのです。

Pura Vida!